放射線を遮断する鉛のカタマリ

 私たちの測定器、Csk-3iは鉛遮蔽が結構しっかりとしています。
が、測定器の下の部分はセンサーを通すために穴が空いています。
その部分から自然放射線が測定器に入ってくるため、その影響(バックグラウンド)をなるべく低くしたいと考えていました。
水でも少し遮蔽は出来るため、ペットボトルを置いてみるとバックグランドは下がったのですが、やはり遮蔽は鉛で!と思っていたところ、スタッフのHさんが鉛を入手してくださいました。
ちなみに、なぜ鉛かと言うと、私たちの測定器は放射線のうち、γ(ガンマ)線を測るもので、γ線は透過力が強いため鉛でしか遮蔽ができないのです。
放射線には他にもα(アルファ)線、β(ベータ)線、中性子線などがあります。中性子線はかなり透過力が強いですが、原子炉の近くに行かないかぎり飛んでいません。
また、α線、β線はそれぞれ、紙一枚、アルミホイル、で遮蔽できます。詳しいことは検索していただくとわかりやすい説明で紹介されているところが多くあります。
 少し長くなってしまいましたが、一番上の写真に、板状の鉛を溶かして流し込む作戦でした。鉛は非常に重いので、板鉛これだけで38kgもあります。
 下の写真のように板鉛を切って、お鍋で溶かしていきました。溶けた鉛はきれいな銀色です。融点が低いのでなんとか溶かすことはできました。こうやって見てみるとたたらばみたいでいい感じです。
鍋いっぱいの鉛はとてもとても重く、見た目と重さのギャップに驚きました。
3人で協力して作業し、鉛がいい感じに溶けたので、ついに型に流し込みをしたのですが、、、
熱い鉛が型から漏れて大変なことになってしまいました。
さぁ、どうしたものか、、、
続きはこうご期待ください。

Takao
 

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